ノルディックウォーキングを始めよう

ノルディックウォーキングの効果

ノルディックウォーキングは、誰にでもできる簡単なフィットネス・エキササイズです。
動き自体は、スキーのリズムと非常によく似ています。普通に歩くよりも、ストックを使うことにより40~50%効果的になり、ゆっくりしたペースでも確実にフィットネス効果を上げます。
時間的には30分から2時間ぐらいが適当で、一定のペースを保ち、心拍数は1分間に120~150ぐらいが望ましく、この運動中に無理なく会話ができれば正しいスピードといっていいでしょう。

具体的効果

● 心拍数を脂肪燃焼レベルまで引き上げ、1時間に約400~410カロリー燃焼させます。(普通のウォーキングでは270~280カロリー)
● 上半身を使うことで特に上腕筋を引き締め、たるみを解消します。
● 肩と胸の筋肉を伸ばすことで女性はバストアップ効果もあります。
● 首・肩のまわりの緊張と痛みを取り除き筋肉をリラックスさせます。
● 膝や関節への負担をかけません。(特に体重超過気味の人の負担を和らげます)
● 最小の整形外科的衝撃で心臓血管を鍛える。

ノルディックウォーキングの歩き方

ポイント1:解説
腕を前に振りだして、ポールを突く時にポールのラバーパッド部分(ポール下部)が体より前にでないように突く。
ポイント2:解説
握りコブシが大きな振り子を描くよう、肘を伸ばしながら押す。肘が曲がったままだと、握りこぶしが小さい振り子の動きになるので注意。
ポイント3:解説
ポールを後ろに振りぬく時にランニングのように肘を曲げたままにしない。しっかり肘を伸ばしてポールを突き放すようにする。その際に手をグリップから離すとなお良い。

運動前・運動後はストレッチを忘れずに

運動前・運動後は必ず準備運動(ストレッチ)を行ってください。
ポールを使うことでバランスが取れ、しっかりとしたストレッチを行うことができます。

ポールの長さ

ノルディックウォーキングを行う際のポールの長さの目安です。 長すぎてはうまく運動できません。逆に短すぎると、運動効率が落ちてしまいます。
下記の表をご参考に適切な長さをお選びください。

身長x0.65 (0.63~0.68まで許容範囲)

ポールを地面に付いた時に肘が直角から少し下がった辺りが理想的な長さになります。

身長別サイズ割

ポールの長さ身 長
100cm 145cmから155cm
105cm 155cmから165cm
110cm 165cmから175cm
115cm 175cmから180cm
120cm 180cmから190cm
125cm 190cmから195cm

ポールの種類

ノルディックウォーキングポールは、大きく2つに分類されます。ポールが伸縮する伸縮タイプと伸縮しない一本物タイプです。それぞれに特徴がありますので、用途・お好みに合わせてお選びください。

伸縮タイプ (テレスコープ2 テレスコープ3)

アルミシャフト部分が2段階(3段階)に調節可能。
持ち運びに便利。
家族や友人と使いまわす事も可能。

1本物タイプ (ノルディック スタイル1/スタイル4/スタイル10)

カーボン素材を使用したシャフトのため、非常に軽く、丈夫です。
カーボン比率が高くなるほど、軽くなります。(カーボン比率 低い スタイル1<スタイル4<スタイル10 高い)
地面に付いた時の衝撃が少なく、肩や肘への負担が少ない。